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男性型脱毛症治療における服薬支援インターネットプログラム(PROPELプログラム)の有用性の検討
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JPY
Abstract
目的:フィナステリドによるAGA治療におけるインターネットを利用したPROPELプログラムの有用性を検証する。方法:国内でフィナステリドによるAGA治療を実施し,本調査への協力を了承した医師が一定の観察期間,調査票を用いてAGA患者にヒアリングを実施した。また,一定期間AGAの治療を受けたAGA患者を対象に,アンケートを実施した。結果:19 名の医師からAGA患者123 名の調査票を回収した。また,AGA患者123 名のうち58 名からアンケートを回収した。治療開始2 ヵ月以上3 ヵ月未満,3 ヵ月以上4 ヵ月未満および5 ヵ月以上6 ヵ月未満の治療継続率は,PROPEL プログラム参加群で各93.5,93.5 および80.6%,非参加群で各73.9,70.7 および58.7%であり,非参加群と比べ参加群のほうが有意に高かった。また,治療開始6 ヵ月後では参加群67.7%および非参加群50.0%で,両群間に有意差はみられなかったが,参加群のほうが高い傾向がみられた。フィナステリドの治療効果に対する患者満足度で満足と回答した人は参加群のほうが多かった。結論:治療開始から6 ヵ月後の治療継続率は,参加群のほうが非参加群より高い傾向がみられた。また,PROPELプログラムは患者の服薬コンプライアンスを高め定期受診を支援する効果があるとともに,頭髪状態の変化を治療効果として実感することでAGA患者の満足度を高めることが示された。
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