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デュロキセチンの登場により,糖尿病性神経障害に伴う疼痛(DNP)の治療はどう変わるか
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JPY
Abstract
糖尿病性神経障害に伴う疼痛(diabetic neuropathic pain:DNP)は,夜間安静時に増悪することが多く,睡眠障害を引き起こすなど,糖尿病患者のQuality of Life(QOL)を大幅に低下させる原因となっている。これまでに決定的な治療法がなく,そのことが積極的な介入が進まなかった原因の一つと考えられてきたが,最近では新たな機序の薬剤が登場し,今やDNPは十分に治療可能な病態となってきた。セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(serotoninnoradrenalin reuptake inhibitor:SNRI)であるデュロキセチンは,1日1回投与で痛みの抑制系に作用して鎮痛効果を示す薬剤として,2012年2月にはDNPへの適用が承認された。そこで今回,2 名の糖尿病専門医に,糖尿病診療における神経障害ならびにDNP治療の重要性,その中におけるデュロキセチンの位置づけなどについて,ご討論をいただいた。
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