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2 型糖尿病患者 88 名に対するアムロジピン/アトルバスタチン合剤の臨床使用成績
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JPY
Abstract
本研究は,当院通院中の 2 型糖尿病患者 88名を対象に,これらの患者に併発する高血圧,高コレステロール血症に対して,アムロジピン/アトルバスタチン合剤(商品名カデュエット)を投与し,6 ヵ月間の投与前後における,各種臨床成績(血圧,脂質など)を比較解析することによって,その有効性を検討した観察研究である。72 名の患者は,高血圧,あるいは高コレステロール血症に対して薬物介入をすでに行っており,それらの薬剤からアムロジピン/アトルバスタチン合剤へ切り替えた。有意な変化を示したのは,血圧(収縮期血圧 129.5±13.9 mmHgから 122.2±16.0 mmHg),LDL コレステロール値(126.9±29.8 mg/dL から 95.0±23.8 mg/dL)であり,いずれも,顕著な改善が観察された(p<0.001)が,その他の検査値(血糖,腎機能など)には有意な変化はみられなかった。以上の結果から,2 型糖尿病患者に対する高血圧や脂質に対して複合介入する場合,さらなる厳格な介入が可能となるアムロジピン/アトルバスタチン合剤の有用性が示された。
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/content/article/0289-8020/33030/383