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2.膵酵素トリプシンにより食道上皮伸展受容体TRPV4イオンチャネル感受性が亢進する
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JPY
Abstract
目的:食道への膵十二指腸液逆流がGERDの誘因とされる。マウス食道上皮に発現する伸展受容体TRPV4の活性化が,ATPを遊離させる。タンパク分解酵素活性化受容体PAR–2は,トリプシンによって活性化され,TRPV4の感受性を上昇させるが,発現・機能は不明である。方法:RT –PCR法,免疫染色法により,マウス食道上皮におけるPAR –2の発現を検討した。Ca2+ – イメージング法により,食道上皮におけるトリプシンによるTRPV4感作効果を検討した。結果:マウス食道上皮には,PAR–2が発現しており,トリプシンにより,食道上皮のTRPV4感受性が有意に亢進した。結論:食道上皮にはPAR –2 が発現し,食道の伸展刺激によるTRPV4 の感受性を上昇させ,膵十二指腸液逆流に起因するGERDの発症機序の一因となることを推測させる。
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