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小児における錠剤型腸管洗浄剤の有用性―下部消化管内視鏡検査施行小児患者における使用経験―
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JPY
Abstract
背景:小児の消化器内視鏡検査の前処置に際し,従来の液体型腸管洗浄剤は風味や服用量の点から,内服に困難を伴うことが多かった。方法:希望により錠剤型腸管洗浄剤で前処置を行った 12~17 歳の小児患者 8 例(潰瘍性大腸炎 5 例,クローン病 3 例)を対象にその有用性を後方的に検討した。結果:錠剤型腸管洗浄剤の平均服用量は 39 錠であった。8 例中 5 例(62.5%)が「飲みやすい」「やや飲みやすい」と回答し,液剤服用歴のある 6 例中 4 例が液剤より服用しやすいと回答した。内視鏡施行者と独立評価者の 2 名が便残渣とセルロース残渣の洗浄性を評価した。便残渣は全例でほぼ良好な洗浄性が得られた。セルロース残渣は全例で認めたが,検査は施行可能であった。結論:錠剤型腸管洗浄剤は小児においても有用であった。小児における至適内服量や投与方法についてはさらなる検討が必要である。
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