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直接的レニン阻害薬アリスキレンの臨床評価―ARESE(Aliskiren Retrospective Survey on Efficacy and Safety)研究―
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JPY
Abstract
ARESE 研究として,直接的レニン阻害薬アリスキレンの使用実態下でのデータから,臨床的特性を分析した。分析対象 87 例でのアリスキレン(1 日 150 mg)の投与方法は,単独投与6 例,既存の降圧薬への追加投与 72 例および既存の降圧薬からの切替え投与 9 例であった。いずれの群ともアリスキレン投与後有意な血圧低下を示し,全例では投与前 146.7±21.9/78.8±14.8 mmHg から投与 6 ヵ月で 134.6±17.7/70.9±12.0 mmHg に有意に低下した。また,投与 12 ヵ月あるいは投与 18 ヵ月後でも投与 6 ヵ月後と同程度の血圧低下を維持していた。脈拍数には有意な変化はなかった。また,腎機能,脂質代謝指標,糖代謝指標および尿酸はいずれの指標とも有意な変化はなかった。アリスキレンは投与方法にかかわらず長期間安定した血圧低下作用を示し,腎機能や脂質代謝に影響を与えず高い忍容性を示した。
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/content/article/0289-8020/34040/499