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セレコキシブの急性疼痛に対する安全性および有効性の検討-手術後,外傷後,抜歯後の疼痛患者を対象とした使用成績調査-
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JPY
Abstract
セレコックスⓇ錠(セレコキシブ)の急性疼痛(手術後,外傷後,抜歯後)患者に対する安全性,有効性および使用実態について調査する目的で,2012 年7 月~ 2013 年3 月の期間で全国103施設にて使用成績調査を実施した。登録症例784例のうち782例の調査票が収集され,安全性および有効性解析対象はともに730例であった。安全性に関して,安全性解析対象730 例中15例(2.1%)に15 件の副作用が認められ,主なものは胃腸障害(7件)であった。疼痛全般改善度(著明および中等度改善)の改善率は,手術後83.7%,外傷後88.1%,抜歯後88.0%であった。疼痛VAS(visual analoguescale)の最終評価時変化率(%)[LSmeans; 最小二乗平均±SE,(n)]は,手術後- 73.2±2.2%(n= 210),外傷後- 66.8±2.8%(n = 133),抜歯後- 77.7±3.7%(n= 95)であり,いずれの使用理由においても投与開始前と比べて統計学的な有意差(p<0.001)が認められた。また,本剤初回服薬から5 分~ 20 分以内(平均17.0±4.2 分)にVAS が実施された患者における平均変化率(%)は- 36.5±5.5%(n = 45,p < 0.001),平均変化量(mm)は-24.1 mm[95% CI (-17.9 mm,-30.2 mm](p<0.001)であった。セレコキシブの製造販売後の使用実態下における急性疼痛に対する安全性,有効性を手術後,外傷後,抜歯後患者を対象として検討した結果,安全性について特に大きな問題は認められず,本剤の急性疼痛症状に対する高い鎮痛効果と速やかな効果の発現を認め,急性疼痛に対する高い有用性が確認された。(ClinicalTrials.gov Identifier: NCT01876121)
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/content/article/0289-8020/34100/1329