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セレコキシブの手術後急性疼痛に対する有効性および安全性の検討―手術別の疼痛改善および疼痛VAS について―
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JPY
Abstract
セレコキシブ(セレコックス(R)錠)の急性疼痛患者を対象とした使用成績調査における安全性解析対象730 例のうち,手術後の消炎・鎮痛の目的で使用された安全性解析対象336 例,有効性解析対象289例を解析対象とした。有効性に関して,疼痛全般改善度(著明+中等度)の改善率は83.7%(242/289例)であり,手術別の改善率は,人工置換術(膝・股関節・骨頭)65.7%(44/67例),観血的整復固定術 90.9%(50/55 例),腫瘍切除・摘出術 83.3%(25/30 例),抜釘・金属・異物除去術 91.7%(22/24 例),脊椎固定・椎弓形成術 90.5%(19/21例)であった。疼痛VAS(Visual Analogue Scale;100 mm)の最終変化量(最小二乗平均±SE)は- 50.7±2.0 mm(n = 210,p < 0.001;t – 検定)であり,人工置換術(膝・股関節・骨頭)- 38.7±4.7 mm(n =52,p<0.001),観血的整復固定術-65.5±3.6 mm(n = 44,p < 0.001),腫瘍切除・摘出術- 49.6±5.3 mm(n= 16,p < 0.001),抜釘・金属・異物除去術- 44.6±7.1 mm(n = 17,p < 0.001),脊椎固定・椎弓形成術- 60.6±6.6 mm(n= 17,p < 0.001)であった。本剤初回投与から5 分~20 分以内,20 分超~ 40 分以内および40 分超~60分以内のVAS変化量(最小二乗平均±SE)は,それぞれ- 18.5±3.4 mm(n = 25,p < 0.001),- 20.3±1.8 mm(n = 105,p < 0.001), および- 20.2±3.3 mm(n=64,p<0.001)であった。安全性解析対象336 例中12 例(3.6%)に計12件の副作用が認められた。主な副作用は胃腸障害6件(1.8%)であった。以上のことから,手術後の急性疼痛に対するセレコキシブの有用性が示された。
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/content/article/0289-8020/35120/1127