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高度腎機能低下症例でのLiposomal Amphotericin B の使用経験
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JPY
Abstract
2011 年6 月11 日から2014 年8 月5 日までに大阪府済生会中津病院(以下中津病院)にてliposomal amphotericin B(L‒AMB)が投与された,推定糸球体濾過量(eGFR)が30 mL/min/1.73 m2未満の高度腎機能低下の8 例(血液浄化療法施行中4 例,持続的腎代替療法施行中2 例,腎代替療法を用いなかった2 例)について,臨床背景と有効性,安全性について後方視的に検討を行った。第一選択薬としての投与は3 例,第二選択薬では5 例であった。L‒AMB が臨床的に有効であったのは2 例,無効が4 例,不明2 例であった。副作用により新たに血液浄化療法を施行した例はみられなかった。投与中止理由は血小板低下,肝機能障害であったが,電解質異常による中止症例はみられなかった。L‒AMB は併用薬や腎機能,電解質を慎重にモニタリングすることで,安全に使用できる可能性が示唆された。
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/content/article/0289-8020/37060/599