No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
右室心尖部ペースメーカーリードの留置部位に関する検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
心室ペーシングリードの留置部位に関しては,心電図での検討は散見されるが,画像上の検討についての報告は少ない。右室心尖部ペーシングは画像上心尖部にリードが留置できているかを右室造影にて検討し,留置部位による各種検査の比較検討を行った。2014 年7 月から2016 年1 月までに,当院にてペースメーカー電池交換を施行した腎機能の良好な連続16 症例について検討した。電池交換の際に右室造影を施行し,リードの留置部位について検討した。なお,すべての症例は右室心尖部を目的リード留置部位とした。対象は男性5 例,女性11 例,基礎疾患は洞不全症候群8 例,房室ブロック8例であった。造影上,心尖部に留置できている症例が6例,自由壁に留置されている症例が8例,低位中隔に留置されている症例が2例であった。心臓超音波のLVEF,SPWMD,胸部X線のCTR値,採血BNP値について心尖部群,自由壁群では明らかな有意差はみられなかった。また,移行帯の規則性もなく,解剖学的な位置と電気的な位置の相違がみられた。右室心尖部を目的としてリードを留置した症例の50%が自由壁に留置されており,透視造影などによる解剖学的な留置の検討も必要と考えられる。
Full text loading...
/content/article/0289-8020/38020/161