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抗菌薬を処方された小児での整腸薬の処方状況と服用実態および下痢症状発現に関するアンケート調査
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JPY
Abstract
目的:抗菌薬を処方された小児における整腸薬の処方・服薬状況,下痢症状の発現状況および保護者の整腸薬に関する知識などについて調査する。方法:過去1 年以内に,医療機関で抗菌薬を処方された0~12 歳の小児の保護者を対象とし,インターネットを介したアンケート調査を実施した。結果:本調査では,対象とした小児の保護者421 例から有効回答を得た。小児の年齢は4~6歳が31.4%,7~12 歳が40.4%と多くを占めていた。下痢症状は18.3%に発現し,70.8%に発現していなかった。抗菌薬の副作用に下痢があることを61.8%の保護者は知っており,38.2%の保護者は知らなかった。整腸薬は56.1%に処方され,26.4%に処方されていなかった。整腸薬の服薬遵守率は92.8%であった。結論:小児での抗菌薬処方時には,副作用として下痢が発現する可能性があることを保護者に対して丁寧に説明を行い,整腸薬の処方率を一層高めることで,下痢の発現を改善できることが示唆された。
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