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JPY
Abstract
本態性高血圧の成因をめぐって,その概念が成立して以来膨大な基礎研究がなされてきたが,120 年たった現在でも決定的な要因は特定できていない。おそらく単一の要因では説明できず,遺伝因子に加えてさまざまな生存環境に適合するための神経性,液性因子,血行動態など多くの要因が複雑に絡み合って高血圧を発症すると考えられている。さらに近年では加齢も無視できない要因になっている。 本稿では,そのなかで発症要因としての関与がもっとも強いといわれるレニン-アンジオテンシン系,食塩そして神経調節因子について歴史的経緯もふまえて概説してみたい。
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/content/article/0289-8020/41070/519