No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
COVID‒19感染対策でStay Home 中の慢性疾患患者における食事摂取状況と体重の変化について
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
COVID‒19 感染拡大を予防する取り組み(Stay Home)に応じて国民は外出制限を受け運動不足となった。このような非常事態における食事・運動・栄養指導の課題を解明するため,内科外来通院中の慢性疾患患者111 人のStayHome 前後における体格変化を計測し,質問紙法で食生活の変化を調査した。 55.5%で外食が減った一方,中食は増減とも12.6%であった。約20%で間食が増えた。体重,BMI はStay Home 後有意に減少した。StayHome 前後の体重差と患者年齢に有意な負の相関を認めた。 外出制限され運動不足になると,60 歳未満の者には体重増加を予防する一方,60 歳以上の高齢者(特に80 歳以上)は体重減少に注意が必要である。高齢者には代謝能低下と運動不足による虚弱,痩せ・サルコペニアの危険があるため,栄養・運動指導,医療介護連携など普段から社会基盤を整えることが災害時にも生かされると考えられた。
Full text loading...
/content/article/0289-8020/42090/641