No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
多領域の専門家が挑む加齢性難聴とその社会的課題-Healthy Agingと認知症対策における聴こえの役割-
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
加齢性難聴はコミュニケ-ションの低下のみならず社会的孤立を引き起こし,認知症やうつ病のリスクであり,高齢になっても聴力を保つことは重要である.しかし,加齢性難聴が疾病であるとの認識が不足しており,難聴の自覚があっても耳鼻科を受診するのは4割弱となっている.日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は「聴こえ8030運動」を通して聴力保持や受診率向上について啓発活動を行ってきた.さらに,2023年度より日本医学会連合のTEAM事業に採択され,日本医学会連合加盟7学会と日本言語聴覚士協会と連携し,加齢性難聴の早期発見と適切な介入による健康寿命延伸を目指し活動を強化している.本稿では加齢性難聴および認知症を中心に本事業における各領域の取り組みについて紹介する.
Full text loading...
/content/article/0289-8020/45100/625