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JPY
Abstract
抗カルボニックアンヒドラーゼ(CA)抗体は,全身性エリテマトーデスおよびシェーグレン症候群の患者血清中に存在することを,1991 年に我々が初めて報告した自己抗体である.発見から15 年を経て,多くの分野から報告が集積されている.それらの報告を整理して総括した.その結果,抗CA 抗体は膠原病やその類縁疾患のみならず,子宮内膜症,自己免疫性胆管炎,自己免疫性膵炎,1型糖尿病,色素性網膜炎,自己免疫性肝炎,習慣性流産および不妊症などでも報告されるようになった.抗原であるCA の性質もさらに明らかとなってきており,今後中枢神経系などの疾患においても抗CA 抗体が検出される可能性を推測した.
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/content/article/0370-8241/60110/2502