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JPY
Abstract
2005 年のノーベル医学・生理学賞を受賞したBarry Marshall とRobin Warren両博士のヘリコバクター・ピロリ(HP)の発見から四半世紀が過ぎようとしている.この間に,全世界で多くの基礎的・臨床的研究が精力的に進められ,この両博士のノーベル賞受賞の背景には我が国の多くの優れた研究成果が貢献している.1982 年の本菌発見の初期には,全世界の多くの消化器病研究者は本菌の病原性に関して懐疑的で,激しい議論が繰り返された.一方,我が国ではHP 感染に対する除菌治療が今日のように消化性潰瘍の標準治療法として広く認知されるまでには多くの時間を要し,世界の先進国からは大きく遅れた.また,近年のクラリスロマイシン耐性HP の著増への対策としてメトロニダゾールを用いた2次除菌が公知申請で保険適用が承認され,今後の課題は除菌治療の適応疾患の拡大へと向かう.本稿ではHP 感染の現状と将来展望について概説する.
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