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JPY
Abstract
『肥満症診療ガイドライン2016』では,肥満の合併症として心血管疾患などの11 の合併症,大腸がんなど関連する健康障害と心不全など注意すべき健康障害が挙げら れており1),肥満の早期予防・診断・治療は非常に重要である. しかし,長年培ってきた肥満症の過食や運動不足といった生活習慣は,なかなか改 善しにくい.当院糖尿病センターでは,2001年より「肥満・メタボリック症候群 (MetS)外来」という専門外来を開設し,減量指導と合併症の早期診断・治療に重点 を置いた医師,看護師,栄養士によるチーム医療を行っている.減量への自己管理能 力の向上のために,体重グラフ・食事記録表の活用という行動療法が効果的である. さらに,減量への動機づけとリバウンド防止のため,外来診療に加え,減量入院,集 団肥満教室[メタボ会(メタボ患者会)],院内メタボ対策ランチの提供,メタボ通信 の配信などさまざまな肥満対策にチームで取り組んできた.本稿では当院肥満外来の 17年間の取り組みを紹介し,肥満症診療におけるチーム医療の重要性について概説 する.
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