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酢酸ゴセレリン注射投与時における冷却法による疼痛緩和
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JPY
Abstract
保冷剤を用いた皮膚冷却による酢酸ゴセレリン投与時の疼痛緩和効果を検討した。皮膚冷却(以下,冷却法)は,保冷剤を用いて注射投与前の1 分間穿刺部位を冷却した後に投与を行う方法である。酢酸ゴセレリンの投与を受けている患者40 例を対象とし,その疼痛緩和に関してアンケート調査を行った。いずれの患者も,無処置で投与する方法(以下,非冷却法)と冷却法の両方を受けていた。穿刺時痛の疼痛評価はnumerical rating scale(NRS)を用いた。冷却法のNRS は1.69±1.94,非冷却法の6.23±2.55で,冷却法にて有意に軽減されていた(p<0.001)。また疼痛持続時間は,まったくなかった人が冷却法では60%であったが,非冷却法では25%であった。冷却法は比較的簡便であり,酢酸ゴセレリンの投与時の疼痛緩和に有用であると思われた。
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/content/article/0385-0684/40100/1361