No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
大腸癌術後補助化学療法アンケート調査―オキサリプラチンのリスクベネフィットバランスに関する考察―
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
大腸癌術後補助化学療法を受けた患者147人,化学療法に携わる医師54 人,看護師84 人を対象にしたアンケート調査を行った。結果,オキサリプラチン併用(Ox)療法を受けた患者は,フッ化ピリミジン単独(Non-Ox)療法を受けた患者と比較して末梢性感覚ニューロパチーのスコアが高い傾向にあったが,健康関連QOL スコアは両群とも良好であった。また,治療中の副作用についてOx 療法を受けた患者の81%が治療の副作用は中等度であったと回答した。一方,医療者の約40%はOx 療法の副作用を強いと思うと回答し,実際に治療を受けた患者と医療者との間でOx 療法へのイメージに乖離が認められた。Ox併用による相対的再発リスク低下の上乗せを勘案すると,StageⅢ大腸癌術後補助化学療法においてOx療法のリスクベネフィットバランスは許容できると考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/42040/457