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がん免疫チェックポイント阻害療法と遺伝子バイオマーカー
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JPY
Abstract
1981 年以降,わが国ではがんが死亡原因の1 位となっており,現在でもその上昇傾向に歯止めがかかっていない。2013年のがんによる死者は約365,000人,全死亡者に占める割合は28.8%であり,これはこの年の全死亡者の約3.5 人に1人ががんで死亡した計算になる。免疫療法は外科療法,化学療法,放射線療法に続く第四の治療法として近年急速に発展してきた。特に,治療抵抗性の一因となっているがんの免疫抑制環境を破壊することで治療効果を発揮する「免疫チェックポイント阻害療法」は,これまでにない優れた臨床効果を示す革新的治療法であり,いくつかの阻害薬は承認薬としてすでに世界各国で臨床応用されている。しかし,免疫チェックポイント阻害療法にも克服されなければならない重要な課題が残されており,そのなかの一つが臨床効果や有害事象と相関するバイオマーカーの同定である。これまでに報告されたバイオマーカーは,分子,細胞レベルで判断されるものが主流であったが,次世代シーケンサーなどハイスループットな遺伝子解析システムの発達とともに,患者個々のがん関連遺伝子に着目したバイオマーカーの開発が研究されるようになった。本稿では,がんに対する免疫チェックポイント阻害療法の効果と相関し得る遺伝子バイオマーカー解析の進捗について解説する。
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