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Primary Androgen‒Depletion Therapy Prevails Not Only for Metastatic but Also for Nonmetastatic Hormone‒Naïve Prostate Cancer in Japan ―Recent Trends and Efficacy
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JPY
Abstract
目的: 日本のホルモン感受性前立腺癌患者におけるGnRH‒agonist(リュープロレリン,ゴセレリン)/antagonist(デガレリクス)および外科的去勢術による一次ADT(PADT)について,実臨床での選択状況,有用性および患者特性を調査することを目的とした。方法: この後ろ向き観察研究では,2016~2018 年までにJ‒CaP レジストリに登録され,PADT が施行された患者を対象に,PADT の開始日から2018 年10 月までの追跡情報を用いて調査した。主要評価項目はPSA 奏効割合(PSA<4 ng/mL)および初期治療の継続期間とした。結果: 1,895 名の患者が解析対象となり,リュープロレリン,ゴセレリンおよびデガレリクスを投与された割合は,それぞれ47.7%,24.4% および22.0% であり,5.9% が外科的去勢術を受けていた。デガレリクス群は他治療群と比較して診断時PSA 中央値が最も高く(116.7 ng/mL),Stage Ⅳの割合が72.9%およびグリーソンスコア9~10の割合が59.7%と最も高かった。抗アンドロゲン剤はリュープロレリン/ゴセレリン群の80%以上,デガレリクス群の70% で併用され,内訳ではビカルタミドが最も多く使用されていた(99.0%)。初期治療の継続期間中央値はデガレリクス群で20.8 か月であったが,リュープロレリン/ゴセレリン群では中央値未達であり,24 か月時点継続率はそれぞれ44.6% と81.6%/87.3% であった。PSA 奏効割合はリュープロレリン群で最も高く(93.7%),ベースラインからのPSA 変化率の中央値はすべての治療群で同程度であった(-99.1% から-99.8%)。結論: ホルモン感受性前立腺癌患者のPADT は,薬剤の作用機序と転移の有無など患者の背景によって選択されていると想定された。
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