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肝動脈破格を有する局所進行膵癌に対してDP‒CAR を施行し得た1 例
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JPY
Abstract
肝動脈に解剖学的破格を有する膵癌症例においては個々の症例ごとに血行動態を評価し,切除可能性を検討することが重要となる。今回,上腸間膜動脈から分岐する右肝動脈(SMARHA)を有することで,DPCARを施行し得た1 例を経験したので報告する。症例は68 歳,男性。腹部違和感を契機に膵体部癌を指摘された。CT では総肝動脈(CHA)から胃十二指腸動脈にかけての腫瘍浸潤を認め,局所進行膵癌の診断で化学放射線療法を行い,腫瘍の縮小が得られた後に手術の方針となった。手術は胃十二指腸動脈と固有肝動脈を含めた腹腔動脈幹合併膵体尾部切除,門脈再建を施行した。術後は胃排出遅延を認めたが,術後第36 病日に退院となった。
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/content/article/0385-0684/50030/351