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JPY
Abstract
膵癌は術後早期より再発を来し極めて予後不良であるが,肺転移単独再発の症例は比較的予後良好であるという報告もある。当院の膵癌根治切除術後症例255 例のなかで,肺転移単独再発症例6 例について検討した。年齢は72(62~82)歳,男性5 人,女性1 人であった。膵頭十二指腸切除術4 人,膵体尾部切除術が2 人で,4 例が術後補助化学療法を受けており,S‒1 3 例,GEM が1 例であった。再発までの期間は中央値351 日であった。肺転移再発に対して外科的切除を受けた症例は認めず,全例抗癌剤治療となり,初回治療はGEM+nab‒PTX 併用療法3 例,S‒1 が3 例であった。再発後の全生存期間は中央値1,979 日で,再発後1 年,3 年全生存率は100%,100% であった。当院の膵癌術後肺転移単独再発症例の予後は,既報と同様に比較的良好であった。
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/content/article/0385-0684/50030/369