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胃管癌術後乳び胸に対する複数の治療後に肺炎・膿胸を発症しその後治癒した1 例
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JPY
Abstract
症例は74 歳,男性。食道癌に対し,食道亜全摘,胸腔内高位胃管吻合後,下咽頭癌CRT 後で経過観察中であった。フォローの内視鏡検査で胃管下部に潰瘍性病変を認め,生検でgroup 5,tub1 を認めた。内視鏡的切除は困難であり,手術の方針となった。右開胸胃管切除,皮下有茎空腸再建を行った。術後乳び胸水を認めた。経腸栄養を中止,TPN 管理とし,オクトレオチド持続皮下注,エチレフリン持続点滴を開始した。保存的治療開始後も右胸腔ドレーンから2,000 mL/日ほどの胸水を認めた。術後14 日目に左鼠径リンパ節からリピオドールリンパ管造影を行った。一時的に胸水500 mL/日以下まで減少を認めたが,再度1,000 mL/日の排液を認めるようになった。術後30 日目に肺炎・膿胸が原因と思われる炎症上昇あり,その後に排液が徐々に減少した。乳び胸が治癒したと判断し,術後41 日目にドレーン抜去した。術後72 日目に自宅退院した。
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/content/article/0385-0684/50030/375