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食道平滑筋腫に対して胸腔鏡下腫瘍核出術を施行した1 例
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JPY
Abstract
症例は39 歳,女性。健診の胸部X 線で縦隔に異常陰影を指摘された。精査目的に施行した胸部CT で,胸部中部食道から下部食道にかけて62×33 mm 大の腫瘤像を認めた。上部消化管内視鏡検査で,切歯列から27~37 cm の胸部中下部食道に左側半周性の弾性軟な粘膜下隆起した腫瘤を認めた。超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS‒FNA)を施行し,免疫染色では筋系マーカーのSMA は陽性を示したが,CD34,c‒kit,S‒100 はいずれも陰性であり,食道平滑筋腫と診断した。このため,胸腔鏡補助下腫瘍核出術を施行した。術後免疫組織学的検査でSMA,Desmin は陽性を示し平滑筋腫と診断した。今回,食道平滑筋腫に対して胸腔鏡補助下腫瘍核出術の1 例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。
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/content/article/0385-0684/50030/387