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シンポジウム 2 ● 研究者主導臨床試験の支援をどうするか臨床研究情報センター(TRI)における臨床研究支援の現状と課題
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JPY
Abstract
臨床研究情報センター(TRI)は,文部科学省と神戸市により,全国のトランスレーショナルリサーチ(TR)を推進・支援するための拠点として 2002年に設置された。TRI では,臨床研究の体系的な基盤整備を目的として,がん,脳卒中,冠動脈疾患,再生医療分野,PET 検診や遺伝子解析研究等の幅広い分野で,現在 53 試験,累計約 110 試験を包括的に推進・管理している。2004 年以降文部科学省がんトランスレーショナルリサーチ事業に採択された11 課題で,綿密な進捗管理を実施し,2 つの治験実施に至っている。2008 年から現在まで,文部科学省「橋渡し研究支援推進プログラム」において,全国の橋渡し研究の支援を行う 7 拠点機関の整備や拠点間のネットワーク形成をサポートする機関としての役割を任っており,本プログラム期間内に各拠点で少なくとも 2 つの医師主導治験を開始できることを目標にしている。2009 年 12 月現在,すでに 1 拠点では 1 治験が進行中であり,別の拠点でも治験届が提出された(2010 年 6 月現在,3 拠点で各 1 治験進行中)。TRI では従来のプロトコル作成支援,データセンター業務だけでなく,特許戦略,資金,研究組織,成果発表等のさまざまな観点でチームによる支援を実施してきた。これらの成果をふまえ,今日は TRIの活動を報告するとともに,今後の展望について述べる。
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