Abstract
目的生活習慣病;高血圧症,糖尿病,および高コレステロール血症の関係を,かかりつけ薬局の処方箋情報から検討する。方法アルツハイマー病薬,パーキンソン病薬,あるいはその両方を処方された方を対象に生活習慣病薬の処方頻度を調査し,多変量解析を行った。結果抗糖尿病薬,スタチンが処方群で,降圧剤処方オッズ比はそれぞれ2.257(1.196-4.260;P=0.012),2.454(1.486-4.053;P<0.001)。同様に,抗糖尿病薬,スタチン処方群で,抗糖尿病薬処方オッズ比はそれぞれ2.262(1.193-4.288;P=0.012),3.716(1.985-6.959;P<0.001)。降圧剤,スタチン群で, スタチン処方オッズ比はそれぞれ2.461(1.490-4.065;P<0.001),3.697(1.979-6.908;P<0.001)だった。いずれも,年齢,性別,AD 薬,PD薬の有無で調整した。考察降圧剤,抗糖尿病薬,スタチンの薬剤の処方には関連がある。多変量解析の結果,これは,年齢,性別,認知症薬の有無,PD 病薬と独立している。2群処方は加算的に影響する。高血圧,糖尿病,高コレステロール血症は密接に関係しあっている。【利益相反】なし