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クリルオイルの摂取が膝関節の痛みにかかわるQOL に与える影響―ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験―
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JPY
Abstract
目的本研究は,健常者を対象にクリルオイルの摂取が膝関節の痛みに関わるQOL に与える影響をランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験にて検証した。方法医師の判断により,膝関節に痛みを感じている健常な日本人男女81 名を選抜した。試験参加者を,クリルオイル低用量群,クリルオイル高用量群とプラセボ群に無作為に27 名ずつ割り付けた。試験参加者は試験食品を1 日4 カプセル,4 週間摂取した。摂取前および摂取4 週後にJKOM,JOA,高感度CRP の評価によって,膝関節の痛みに関わるQOL を検証した。安全性については,身体測定・理学検査,尿検査,血液検査にて評価した。結果全試験参加者81 名のうち,試験食品の摂取不足によりクリルオイル高用量群から1 名が試験から脱落した。よって,最終解析対象はクリルオイル低用量群では計27 名,クリルオイル高用量群では計26 名,プラセボ群では計27 名であった。試験食品摂取4 週間後において,高感度CRP は,プラセボ群と比較してクリルオイル低用量群では有意に改善した(P=0.034)。JKOM およびJOA の評価では,クリルオイルによる影響は認められなかった。安全性評価項目として設定した身体測定・理学検査,尿検査,血液検査においては,試験食品摂取に伴う医学的に問題のある変化認められなかった。結論クリルオイルの継続摂取は,膝関節に痛みを感じている健常な成人日本人男女のQOLを改善し,膝関節の痛みを和らげることが示唆された。また,本研究の条件下では安全な食品であった。【COI】本試験は,三生医薬㈱が第三者機関である㈱オルトメディコに試験を委託して実施した。また,委託の際に試験食品と試験実施費用を㈱オルトメディコに提供した。
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/content/article/0386-3603/45060/999