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植物発酵ペーストAO の摂取がヒトの抗酸化能および肌の状態に与える影響―非盲検試験―
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JPY
Abstract
目的 本研究は,健常者を対象に抗酸化能の高い果実や野菜を複数混合して発酵させた植物発酵ペーストAO(試験食品)がヒトの抗酸化能および肌の状態に与える影響を検証した。対象と方法 試験責任医師の判断により,日ごろ疲れやすいと自覚している成人日本人女性27 名を選抜した。試験参加者は試験食品を1 日1 包,8 週間摂取した。摂取前および摂取8 週間後にDNA 酸化損傷マーカーの尿中8︱OHdG と脂質酸化損傷マーカーの尿中PRL,尿中HEL,抗酸化能マーカーの血中PAO を測定した。また,肌の状態,肌や疲労に関する自覚症状,安全性についても評価した。結果 全試験参加者27 名(51.1±9.8 歳)が試験を完遂した。摂取前と比較して,摂取後に尿中8︱OHdG の低下(P<0.001)および血中PAO の上昇(P=0.033)が認められた。また,目尻のシワの項目が有意に減少し(P<0.05),多くの自覚症状が改善した(P<0.05)。安全性の評価では,試験食品摂取に伴う医学的に問題のある変化は認められなかった。結論 植物発酵ペーストAO の8 週間摂取は,日ごろ疲れやすいと自覚する健常な成人日本人女性の抗酸化能を向上し,肌や疲労に関する自覚症状やシワを改善した。また,本研究の条件下では安全な食品であった。
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/content/article/0386-3603/45070/1153