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国内外における小児医薬品開発推進への取り組み─アカデミアの視点から─
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JPY
Abstract
わが国の小児医薬品開発は,欧米にくらべて遅れている(ドラッグラグ)。米国では企業は原則として,小児の医薬品開発計画であるPediatric StudyPlan( PSP)を成人の第Ⅱ相試験後に,EUでは,小児の医薬品開発計画であるPaediatric InvestigationalPlan( PIP)を成人の第Ⅰ相試験後に,規制当局に提出することが法令で定められている。また,小児医薬品開発に対するインセンティブとして,新規医薬品については6 ヵ月の特許期間延長,希少疾病用医薬品に対しては2 年間の市場独占権,等が付与されることも法令で規定されている。これにより欧米では小児治験数が急激に増えている。欧州医薬品庁からの2017 年の報告1) によると,法令が制定された2007 年以降,小児医薬品・小児適応・小児製剤の承認数は急激に伸びている。さらに,小児臨床試験数が増加しているだけでなく,より大規模な試験も増えており,小児臨床試験ネットワークの構築なども進んでいる。
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/content/article/0386-3603/48120/2055