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多発する微小な褪色調陥凹性病変を呈した乳癌胃転移の1 例
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JPY
Abstract
症例は45 歳,女性.X‒2 年9 月に乳癌および肝転移と診断され,化学療法継続中であった.X 年5月に嘔気,嘔吐の精査目的に施行した上部消化管内視鏡検査で胃体部~幽門前庭部にかけて3~5 mm大の微小な褪色調陥凹性病変が散在していた.限局性萎縮を疑うも褪色調領域が多発していたことから,6 か月後のX 年11 月に再度内視鏡検査を行った.拡大所見では陥凹内部の構造が不明瞭であり,network 形成に乏しい広狭不整のある血管を認めていることから印環細胞癌を含む低分化腺癌を否定できず生検を施行した.病理組織学的には通常型の胃腺癌は否定的で,免疫染色結果により乳癌胃転移(浸潤性小葉癌)の診断となった.原疾患の治療内容の変更などもあったが,X+1 年11 月の内視鏡検査では胃内の多発する褪色病変は不変であった.本症例のように胃内に褪色調病変が多発する場合や,乳癌の既往がある場合は乳癌胃転移の可能性も考え,積極的に生検を行うことが望ましいと考えられる.
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/content/article/0912-0505/39020/109