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脊髄損傷看護を理解する! 11 呼吸管理/12 循環管理/13 体位変換/14 排尿コントロール/15 排便コントロール
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JPY
Abstract
高位の頚髄損傷(第3 頚椎以上)では,四肢のみならず,呼吸筋や横隔膜が麻痺し,自力での呼吸ができなくなり,人工呼吸器を用いた呼吸管理が必要となる.それ以下の低位の頚髄レベルでの損傷でも,呼吸筋の低下により,体内に酸素を取り入れにくくなる. また,肋間筋や腹筋の麻痺や咳嗽反射の消失のため,有効な咳嗽ができず,痰による気道閉塞から無気肺を併発しやすくなり,肺炎を発症する. 頚髄損傷患者における,受傷後1 年以内の死亡原因の第1 位は呼吸障害によるものである. 呼吸器合併症を予防するためにも呼吸管理は必要である.
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/content/article/1342-4718/15090/913