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Aripiprazoleの上乗せ投与によりblonanserin投与中に生じた高プロラクチン血症および女性化乳房が改善した統合失調症の1例
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JPY
Abstract
Aripiprazole(APZ)は,その副作用として他の抗精神病薬に比べ高プロラクチン(PRL)血症を来たしにくいとされている。今回我々はblonanserin投与中に生じた高PRL血症とそれによる女性化乳房に対してAPZの上乗せ投与を行い,PRL値の改善および女性化乳房が軽快した症例を経験したので報告する。抗精神病薬による高PRL血症の出現頻度は比較的高いが,実際の臨床現場では月経異常や勃起障害などの性機能障害を自発的に訴えるケースは決して多くない。そのため抗精神病薬を服用している患者に高PRL血症および性機能障害についての十分な説明と積極的な問診を行うことは服薬アドヒアランスの向上につながり,結果として性機能障害の早期発見が病気の再発予防の一助となる可能性があると考えられた。また,高PRL血症による性機能障害の対処法としてAPZの使用は有用であると考えられた。 Key words :aripiprazole, blonanserin, hyperprolactinemia, gynaecomastia, switching
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/content/article/1343-3474/15040/585