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物質使用障害における自殺──薬物療法のリスクとベネフィット
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JPY
Abstract
物質使用障害は自殺の重要な危険因子の1つであり,間接的および直接的な機序でそれに罹患する者の自殺リスクを高める。すなわち,物質使用障害は,間接的には心理社会的,経済的状況の悪化をもたらし,直接的には精神作用物質の薬理作用が抑制を解除し,自己破壊的行動の発現閾値を低下させる。しかし,物質使用障害患者の自殺予防のためには,どのような特徴を持つ物質使用障害患者で特に自殺リスクが高いのかを同定する必要がある。本稿では,そのような問題意識から筆者らが実施した,物質使用障害患者の自殺リスクに関する研究成果を紹介するとともに,その成果を踏まえ,物質使用障害患者に対する薬物療法のリスクとベネフィットについて私見を述べた。 Key words : substance use disorder, suicide, methamphetamine, hypnotic / anxiolytic, pharmacotherapy
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/content/article/1343-3474/19080/1125