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高齢者の薬物動態・薬力学,相互作用の観点から老年期うつ病治療を考える
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JPY
Abstract
近年急速な高齢化が進んでおり,それに伴い高齢者が向精神薬を服用する機会が増えている。年齢を重ねると一人当たりの疾患数が増え,それに伴い使用される薬剤が増える。高齢者に対しては成人と同じ薬物を同じ投与量で使用しても,薬物動態学的,薬力学的な個人差によって得られる効果や反応は異なる。高齢者の薬物有害作用では特に,薬物の代謝・排泄能低下を背景として,成人の通常投与量であっても過量投与と判断されるものが多い。さらに,高齢者は向精神薬以外の薬剤を含めた内服薬が多く,薬物相互作用についても十分配慮する必要があり,個人個人に慎重な対応を要することが多い。本稿では,高齢者の薬物動態,薬力学,薬物相互作用の観点から老年期うつ病治療の中でも抗うつ薬処方について概説する。 Key words : elderly, pharmacokinetics, pharmacodynamics, antidepressants, drug-drug interaction
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/content/article/1343-3474/19120/1675