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JPY
Abstract
リカバリーという概念は,1980年代後半のアメリカにおいて,当事者たちが語り始めた活動が発端になっている。日本では,この10年で急速にリカバリーという考え方が広がった。リカバリーの概念はその性質上,統合失調症・うつ病・双極性障害などの疾患を問うものではなく,近年では家族のリカバリーについても語られ始めている。そうした状況の中で,当事者を支援する人たちもその支援の視点として,リカバリーの必要性を掲げ始めている。本稿では,まず日本におけるリカバリーの広がり,リカバリーの性質を概観し,支援者はどのようにリカバリーという考え方に向き合うことが望ましいのかを考察した後,当事者がリカバリーをどのように考えているのか,また,リカバリーという概念の将来的な方向性について考える。 Key words : recovery, process, self-determination, believe
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/content/article/1343-3474/20030/249