No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
睡眠障害に対するデジタル治療アプリの開発の現状と課題
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
近年,デジタル技術を用いた不眠症の認知行動療法を行うソリューションの開発と,その有効性を検討した報告が増加し,新しい治療提供手段として関心が高まっている。デジタル技術を用いた不眠症の認知行動療法には,対照条件と比較した場合の,有効性を示した多くのエビデンスがあり,夜間の不眠症状と日中の機能障害の改善効果があり,その効果は持続的であることが示されている。一方で,対面式治療と効果を直接比較した研究は限られる。また実社会で用いる場合に,どういった対象が良い適応になるのか,臨床家のサポートをどの程度行うことが最適なのかなど,まだ明らかになっていない点も多い。日本においても治療用アプリの薬事承認が始まり,今後ますます成長する分野として期待される。信頼性のあるサービスとして確立していくために,ガイドラインや,科学的根拠に基づく情報プラットフォームの整備などを行いながら発展させることが求められている。 臨床精神薬理 27:23-30, 2024 Key words : insomnia, cognitive behavioral therapy, CBT-I, degital therapy, telemedicine
Full text loading...
/content/article/1343-3474/27010/23