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JPY
Abstract
本稿では,アルコール依存症に対する飲酒量低減治療アプリの開発に関する背景,経緯,現状,及び展望について概説する。治療アプリをうまく活用すれば,治療のコスト削減,アクセス改善,質の維持が並立できる可能性がある。筆者は認知行動療法をベースにした治療アプリによって,アルコール依存症の治療ギャップ縮小を目指しており,複数の医療機関,学会と連携しながらプロダクト開発,薬事臨床開発,事業開発を並行して進めている。現在,検証的治験が進行中であり,治験が成功すれば薬事承認申請,保険適用希望を経て上市を目指すことになる。治療アプリを併用した飲酒量低減治療が普及し,アルコール依存症の早期介入が広く行われる未来に貢献したい。臨床精神薬理 27:31-35, 2024 Key words : alcohol dependence, therapeutic app, software as a medical devices
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/content/article/1343-3474/27010/31