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JPY
Abstract
離島,へき地医療はじめ精神科医療に課題は多い。最近の音声認識,対話生成,遠隔操作システムの技術進歩には目覚ましいものがある。また対話継続研究も進んでいる。精神科領域においても特に認知症,自閉スペクトラム症(ASD)領域でロボット研究は世界各地で行われている。認知症支援ロボットの使用は,介護分野における人手不足の解消,介護者・スタッフへの癒し,羞恥心の減弱,被介護者が遠慮せずに長時間のインタラクションを実現といった可能性がある。ASD の分野では,ASD 者へのロボット親和性を背景にロボットには,人間にはできなかった役割が期待されている。統合失調症,うつ病,社交不安症,ひきこもりといった領域でもロボット研究は行われている。コンピュータグラフィックス(CG)上のロボット開発にも目覚ましいものがあり,今後は実体のロボットと適宜組み合わせることで,ロボットの精神科診療への貢献が期待される。臨床精神薬理 27:45-52, 2024 Key words : autonomus robot, voice recognition, dialogue generation, contineued dialogue, reote operation robot
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/content/article/1343-3474/27010/45