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うつ病に対するquetiapine 単剤治療の有効性について考える
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JPY
Abstract
Quetiapine は統合失調症および双極性障害のうつ症状に対する効果とそこに関与する薬理学的背景が指摘されていることから「うつ病にもquetiapine の単剤療法が効果的なのか?」という疑問が生ずる。Quetiapine の単剤治療の効果については,その関心の高さからいくつかのランダム化比較試験,プール解析およびメタ解析,システマティックレビューが行われている。いずれの結果もうつ病治療におけるquetiapine 単剤治療の有効性を示した結果となっているが現段階においては代替抗うつ薬として積極的な使用は推奨されてはおらず,まずはガイドラインに準じた治療を行い,他に代替する治療法がない場合においてquetiapine 単剤治療のリスクとベネフィットについて,何よりもこの治療が適応外使用となることについて患者や家族と協議し共同意思決定において選択されるべきと考えられる。 臨床精神薬理 27:241-245, 2024 Key words : depressive disorder, quetiapine, monotherapy
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