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PTSD に対する薬物療法の意義:quetiapine に焦点を当てて
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JPY
Abstract
PTSD とは,強度のストレス体験を経験した者に起こることのある疾病である。トラウマ体験は当初から聴取されるとは限らないため,診断は困難であることも多い。治療は心理療法,特にトラウマに特化した認知行動療法が各ガイドラインで推奨されており,効果量は心理療法には劣るもののSSRI を中心とした薬物療法も推奨されている。本邦ではparoxetine,sertraline が保険適用であるが,第二選択薬や増強療法としてquetiapine を含む抗精神病薬が適応外使用ではあるが用いられることもある。Quetiapine はPTSD 症状全般やそれぞれの症状について奏効するというエビデンスが蓄積されつつあるがいまだ不十分であり,今後の研究が待たれる。 臨床精神薬理 27:253-257, 2024 Key words : PTSD (posttraumatic stress disorder), quetiapine, pharmacotherapy, treatmentguideline
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/content/article/1343-3474/27030/253