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JPY
Abstract
近年,脳梗塞,心筋梗塞と末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)は,動脈硬化巣の破綻に引き続いて血小板血栓が形成され,その血栓によって血管が閉塞されて発症するというメカニズムが共通していることから,アテローム血栓症(atherothrombosis)と総称されるようになっている1 〜 3).アテローム血栓症を発症した人の多くは,アテローム血栓症の再発によって死亡したり重篤な後遺症を残したりするため,危険因子の管理と抗血小板療法による治療が行われる.最近では,アテローム血栓症の発症自体を予防することが,動脈硬化性疾患の治療の最終目標として重視されており,一次予防における抗血小板療法の有効性に関する臨床研究も進行中である.本稿では,脳梗塞の予防と治療を中心に概説する.
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/content/article/1349-4023/6010/55