Volume 214,
Issue 2,
2005
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あゆみ アンチエイジング医療と再生医療
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医学のあゆみ 214巻2号, 127-129 (2005);
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医学のあゆみ 214巻2号, 131-134 (2005);
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本稿ではアンチエイジング研究・学会活動の世界の動向について概説する.抗加齢医学の学会活動についてはアメリカ・ヨーロッパを中心に再編成がなされつつあるなかで,アジア環太平洋地域においてもアジアを見すえた研究活動を実施していくという流れがある.英文WEBジャーナル『Anti−Aging Medical Research』(http://www.aofaam.org)も創刊された.認定医システムなどの教育面ではこれまでアメリカ抗加齢医学会が主体であったが,ヨーロッパ抗加齢医学会のカリキュラムが充実した内容になっ
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医学のあゆみ 214巻2号, 135-143 (2005);
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アンチエイジングを医学・医療として確立するためには診断と治療を定める必要がある.とくに診断は治療に先行して検討しなければならず,臨床的指標(検査)をどのように定めるかがポイントとなる.“健康寿命ドック”は血管・血液(凝固や脂質など),酸化ストレスプロフィール,ホルモン,免疫,一般検査,体組成という7つの領域,約100項目からなるアンチエイジング医療におけるクロスオーバー的な診断システムである.2005年4月の時点で約900名が受診し,現在総合的な解析作業を進めている.今後は,症例数10,000例,受診者の
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医学のあゆみ 214巻2号, 145-148 (2005);
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皮膚は体表を覆う重要な器官である.そのために皮膚の老化は紫外線の影響を強く受けるとともに,その治療には機能のみならず美容的改善が要求される.美容医療の発展に伴い,皮膚のアンチエイジング治療も多様化し,大きな美容的改善が得られるようになった.ケミカルピーリングやレーザーを使ったリサーフェシング治療,レチノイドによるシミ・シワ治療や抗酸化剤の外用療法,レーザーを用いたシミやイボの治療,コラーゲンやヒアルロン酸のフィラーによるシワの部位への充填治療,ボツリヌス菌毒素による表情筋麻痺誘発による動きジワの治療,美容
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医学のあゆみ 214巻2号, 149-156 (2005);
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Agingをすでに自認している中高年年代の人びとにとっては“anti−aging”より“active aging”のほうが心理的に受け入れやすい.そのactive−agingへの医学的対応が女性側に比べて男性側がかなり遅れをとっている.男性にも50歳をすぎるころより性ホルモン下降がめだちはじめる人も少なくなく,そのため,更年期(50〜64歳)から熟年期(65〜79歳)にかけての各種の生理的機能低下現象への対応を中心とする“aging male医療”が注目されるようになってきている.ことに,いわゆる団塊の世
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医学のあゆみ 214巻2号, 157-161 (2005);
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いま,医療界で“抗加齢医学”=アンチエイジング医学が注目されている.多くの疾患が加齢を大きなリスクファクターとしており,また科学の進歩とともに加齢のメカニズムが解明されつつあることから,加齢をコントロールして病気を未然に予防する,病気の初期症状がなくても,加齢という慢性的身体の変化に積極的に介入していこうというものである.その一方で,再生医学の研究が進み,医学における新しい治療の時代が到来している.眼科は幸いにして,これらふたつの医療の入り口に近いところに位置しており,すでにその治療が臨床面で導入されてい
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フォーラム
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医学のあゆみ 214巻2号, 164-165 (2005);
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医学のあゆみ 214巻2号, 167-167 (2005);
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TOPICS
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感染症内科学
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医学のあゆみ 214巻2号, 171-172 (2005);
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心臓血管外科学
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医学のあゆみ 214巻2号, 172-173 (2005);
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連載 五感の生理,病理と臨床
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医学のあゆみ 214巻2号, 175-179 (2005);
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芸術療法には,コミュニケーション形成,病理性や心理状態を評価するアセスメント,日常に楽しみを与えるレクリエーション効果,人間らしい感情を回復するリハビリテーション効果,創作活動を通してカタルシス,洞察,自己実現に至るという精神療法的効果がある.芸術療法には多様な技法があるが,本稿では絵画療法を中心に,造型療法,コラージュ療法,心理劇,箱庭療法,詩歌療法を概説した.これらの諸技法はいずれも先達が苦心して発展・確立してきたものである.どのような芸術療法の技法を用いた場合でも患者は治療者が傍にいることで安心して