Therapeutic Research
Volume 31, Issue 1, 2010
Volumes & issues:
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対談
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ROUNDTABLE
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対談
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Symposium
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- 第57 回日本心臓病学会学術集会ランチョンセミナー
- 虚血性心疾患の治療戦略における硝酸薬の役割
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Review
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原著
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2 型糖尿病患者におけるミグリトール単独あるいは併用投与による血糖コントロールおよび体重変動に及ぼす影響について
31巻1号(2010);View Description Hide Description -
糖尿病合併高コレステロール血症患者のLDL−C/HDL−C 比に及ぼす 3 種類の常用量ストロングスタチンの影響に関するレトロスペクティブ研究
31巻1号(2010);View Description Hide Description糖尿病合併高コレステロール血症患者(各群55 名ずつの計 165 名)を対象に,3 種類のストロングスタチン常用量(アトルバスタチン 10mg,ピタバスタチン 2 mg,ロスバスタチン 2.5mg)投与が,LDL−C/HDL−C 比に及ぼす影響をレトロスペクティブに比較調査を行った。その結果 LDL−C 低下作用,LDL−C/HDL−C 比低下量,%低下率,2.0 以下および 1.5 以下への達成率に関しては 3 者間で有意差を認めず,糖尿病患者に対するこれらの脂質指標に及ぼす 3 者の影響は臨床的にほぼ同等である可能性が示された。 -
高脂血症患者心血管イベント発症における血中単核球での膜型細胞外マトリックス分解酵素発現の上昇とスタチン治療による影響
31巻1号(2010);View Description Hide Description -
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ヒューマログキットからミリオペンへの注射デバイス変更による使用感の変化についての検討
31巻1号(2010);View Description Hide Descriptionインスリン自己注射患者において,血糖コントロール改善の要因の一つに,注射デバイスの使い易さがあると考えられる。2008 年 6 月にヒューマログ 注シリーズに改良型のミリオペン が発売された。そこで,ヒューマログ ・ヒューマログミックス 25 ・ヒューマログミックス 50 を 1 年以上使用している患者 124 例を対象にミリオペン に切り替え,その有用性を検討した。項目は, 1 外観, 2 持ちやすさ, 3手触り, 4目盛りの見やすさ, 5ダイアルを引っ張る必要がないこと, 6 ダイヤル回転のスムーズさ, 7 注入ボタンを押した時の軽さ, 8 注入時の安定感, 9 インスリンの残量確認, 10携帯性,の 10 項目である。また回答は,−5 から+5の 10 段階スケール法で評価した。結果はすべての項目でプラスを示し,使用感の改善がみられた。特に「ダイヤルを引っ張る必要がない」,「ダイヤル回転のスムーズさ」が 4.0 以上と高評価であった。注射デバイスは,わずかな形状差であっても,頻回注射する患者には使用感が大きく異なることがある。また,使用感の改善は,治療に対するコンプライアンスを向上させる可能性があると考えられた。
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