治療学
Volume 42, Issue 9, 2008
Volumes & issues:
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扉・目次
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●序説
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- 内視鏡治療
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特集
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- ● 内視鏡治療
- 止血術
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- 腫瘍
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- 狭窄
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[座談会]
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- 内視鏡治療
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治療のピットフォール
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■新しい治療■
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症例
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クローン病の腸管狭窄に対する内視鏡的拡張術
42巻9号(2008);View Description Hide Descriptionクローン病の腸管狭窄に対しては従来,外科的に腸管切除術や狭窄形成術が行われ,しばしば頻回の手術が必要であった。近年ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)の登場により深部小腸の観察のみならず,狭窄部に対する内視鏡下バルーン拡張術が可能となった。本稿では,症例を提示し DBE によるクローン病の狭窄に対する内視鏡的拡張術の有効性について述べる。 -
ESD により一括完全切除した EPMR 後遺残再発病変の 2 例
42巻9号(2008);View Description Hide Description側方発育型大腸腫瘍(LST)とよばれる病変は,サイズのわりに浸潤する傾向が少なく,内視鏡的粘膜切除術(EMR)による一括切除が困難な,比較的大型の病変で発見されることが多い。多くは粘膜病変であるため,大腸内視鏡的粘膜下層/離術(ESD)の難度が高い現在では,多くの施設で内視鏡的分割粘膜切除術(EPMR)が行われている。しかし,EPMR には遺残再発の問題と,正確な病理診断が困難であるという問題があり,遺残再発した場合,内視鏡による再治療が不可能な症例がある。一方,大腸 ESD は,高度の内視鏡技術を要し,安全性や処 置時間の面でも改良が望まれるが,巨大病変や瘢痕を伴う病変など EMR 困難症 例であっても,確実な一括切除が期待できる。EPMR の問題点と有用性が示され た,ESD により一括完全切除した EPMR 後遺残再発病変の 2 例を報告した。 -
内視鏡的両葉ステンティングにより良好な経過が得られた肝内胆管細胞癌の 1 例
42巻9号(2008);View Description Hide Description根治術不能の悪性胆道狭窄症例では,閉塞性黄疸の解除,胆管炎の予防が患者のQOL 向上に寄与する。胆道ドレナージ術には,近年金属ステントによる内瘻化が広く行われている。今回,切除不能肝内胆管細胞癌による閉塞性黄疸を伴う胆管狭窄に対し,内視鏡下に一期的に両葉ステンティングを行い良好な経過が得られた 1 例を紹介し,手技の解説を加えた。
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治療の歴史
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DI 室Q&A
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酸分泌抑制療法に用いられるランソプラゾール(タケプロン )OD 錠について,製剤学的特徴を知りたい。—酸分泌抑制療法とランソプラゾールOD 錠
42巻9号(2008);View Description Hide Description
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