治療学

Volume 43, Issue 1, 2009
Volumes & issues:
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扉・目次
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●序説
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- 心房細動
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特集
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- ● 心房細動
- 塞栓症合併の予防
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- トータルマネージメントの実践:診断から治療戦略まで
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診断/治療のピットフォール
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心房細動診療の落とし穴—自分の患者を無用な危険に曝さないために
43巻1号(2009);View Description
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本特集では心房細動の治療に関するすべての事項が網羅されているが,ここでは特に陥りやすい診断と治療の落とし穴について言及したい。読み物的に気軽に読んでいただけたら幸いである。
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■新しい治療■
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[座談会]
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- 心房細動
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症例
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リバースリモデリング効果が奏効したと考えられた心房細動合併心機能低下例
43巻1号(2009);View Description
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症例は 91 歳の女性。心房細動による頻脈があり,X 年から,年 3 回程度心不全増悪のため入院していた。X+2 年 2 月の入院中,多形性心室頻拍が起こり,心肺蘇生の結果,洞調律に復した。その後心不全は著明に改善し,退院した。心不全の改善には洞調律化によるリバースリモデリングの関与も考えられ,示唆に富む症例であったため報告する。 -
肥大型心筋症で心房細動発作のたびに肺うっ血をきたす例
43巻1号(2009);View Description
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症例は閉塞性肥大型心筋症の高齢男性。20 年近くにわたって,心房細動発作をしばしば生じ,最近では発作のたびに肺うっ血をきたし入院を要していた。ピルジカイニド,ベプリジル,ソタロールでは十分な洞調律維持は得られず,除細動に直流通電を要するようになった。アミオダロンの内服によって,洞調律が維持され良好な経過を示している。 -
薬剤抵抗性再発性発作性心房細動をアブレーションで根治しえた症例
43巻1号(2009);View Description
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多剤抵抗性の発作性心房細動を有し,I 群抗不整脈薬で Brugada 型心電図を呈する症例に対して,肺静脈隔離術を施行した。その後,抗不整脈薬を使用することなしに,発作性心房細動の再発がなく,Brugada 型心電図を呈することなく経過している。薬剤抵抗性,薬剤使用困難例には,肺静脈隔離術による根治が有効と考えられた。
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治療の歴史
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DI 室Q&A
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