治療学
Volume 43, Issue 4, 2009
Volumes & issues:
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扉・目次
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●序説
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- がん緩和医療
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特集
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- ● がん緩和医療
- 症状緩和
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- 地域連携医療
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- 多職種によるチーム医療
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医療のピットフォール
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■新しい治療■
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[座談会]
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- がん緩和医療
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症例
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すべての病期を通じての緩和ケアチームの活動例
43巻4号(2009);View Description Hide Description聖隷三方原病院では,「主治医チームによる初期の緩和ケアが患者の満足度を得られなかったとき」という基準で,専門緩和ケアチームの介入を行っている。その結果,がん治療の経過中,いくつかの時期に特徴的な介入を行っていることがわかったので,時期に応じた専門緩和ケアサービスの事例として紹介し,解説した。 -
緩和ケアチームの介入が主治医の行動変容を促すきっかけとなったがん終末期患者の 1 例
43巻4号(2009);View Description Hide Description腹腔内悪性腫瘍が再発した 50 代女性。緩和ケアチーム(PCT)に対する主治医の認識不足から,PCT への依頼が遅れた。PCT の介入で,患者の呼吸苦が緩和され,患者の笑顔がもどったことなどから,主治医に PCT への信頼が生まれた。この患者を契機にして,主治医は緩和ケアの重要性を理解し,緩和医療全般を受け入れるまでに変容した。 -
腹膜透析を行い在宅での看取りが可能であった肝臓癌末期患者
43巻4号(2009);View Description Hide Description長崎市内の診療所の医師により結成された長崎在宅 Dr. ネットを利用し,主治医,副主治医,および専門性を考慮した腎臓内科専門医と訪問看護師らの連携により,肝臓癌末期状態の在宅患者に腹膜透析を導入し,患者の QOL を高めることができた。最期の段階でも,家族・患者は自宅療養を決意し,在宅での看取りを行えた。医療従事者らの連携により,患者やその家族をうまく支援できれば,短期間としても腹膜透析は有用である。
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治療の歴史
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DI 室Q&A
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デュロテップ パッチとデュロテップ MT パッチの違いについて知りたい—新旧経皮吸収型オピオイド製剤の違い
43巻4号(2009);View Description Hide Description
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