治療学

Volume 43, Issue 9, 2009
Volumes & issues:
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扉・目次
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●序説
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- COPD
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特集
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- ● COPD
- 疫学・病因・併存症
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- 診断
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- 慢性安定期の診療
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- 増悪時の診療
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診断のピットフォール
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■新しい治療■
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[座談会]
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- COPD
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症例
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下肢筋のスクワット・トレーニングが呼吸リハビリテーションに有用であった高齢 COPD 患者
43巻9号(2009);View Description
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急性肺炎による呼吸不全で入院となり,自力での立位や歩行が困難となった高齢COPD 症例に対して,自重も軽減できるスクワット・マシンである MUSTECTMにより,スクワット・トレーニングを中心に 4 週間呼吸リハビリテーションを継続した。その結果,両下肢筋力が増強し,連続歩行距離や歩行後の下肢疲労感などが改善した。スクワット・マシンは下肢筋力強化や下肢筋力評価に有用であり,高齢 COPD 患者のみならず,立位・歩行が困難な,いわゆる廃用症候群などにも応用できる可能性がある。 -
気管支喘息合併 COPD の 1 患者
43巻9号(2009);View Description
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)と気管支喘息は気流制限を主病態とする点では類似しているが,関与している炎症細胞とメディエータには明らかな違いがあり,それぞれ独立した疾患である。両疾患の病態の違いを認識して鑑別疾患を正確に行うことが重要であるが,一部両者を合併する症例が存在する。臨床的に明らかにCOPD であっても常に気管支喘息の合併を念頭に置き,見落とさないようにしたい。 -
COPD の漢方治療例
43巻9号(2009);View Description
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COPD 症例における咳嗽・喀痰は QOL を障害し,また感染による増悪の要因にもなりうる。西洋医学の治療で十分な対処がしきれない咳嗽・喀痰に対しては,漢方治療の適応がある。また,漢方治療の特徴のひとつは,栄養状態の低下,気力の低下,消化器症状に対して治療しうることにある。呼吸器疾患と考えられている COPD 症例に対して,その周辺病態の改善が呼吸器症状の改善にもつながる。
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治療の歴史
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DI 室Q&A
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COPD 治療に使用される吸入薬の器具(デバイス)の種類と特徴について教えてほしい—COPD 治療薬の吸入器具(デバイス)
43巻9号(2009);View Description
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