治療学

Volume 44, Issue 6, 2010
Volumes & issues:
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扉・目次
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序説
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特集
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- ● 抗血栓療法
- 基礎的領域から
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- 臨床面での実際
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治療のピットフォール
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■新しい治療■
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[座談会]
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- 抗血栓療法
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症例
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急性心筋梗塞に対して経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行した後,ヘパリン起因性血小板減少症を呈した 1 例
44巻6号(2010);View Description
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急性心筋梗塞に対して経皮的冠動脈インターベンションを施行しヘパリンで抗凝固療法をしていた 58 歳男性において,急激な血小板減少と,凝固・二次線溶系の亢進をみとめた。臨床経過から,ヘパリン起因性血小板減少症/血栓症(HIT)の可能性を考え治療にあたった。治療開始前の抗 PF4/ヘパリン抗体を測定してHIT と診断した。この症例に関して,文献的考察を加え報告する。 -
心房細動に合併した脳血栓塞栓症
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心房細動に合併する脳梗塞の予防にはワルファリンによる抗凝固療法が行われるが,治療導入が遅れたり,ワルファリン管理が不十分であったりする場合も多い。患者 1 は,心房細動を指摘されながらも抗凝固療法が行われず,広範囲の脳梗塞を発症した。患者 2 は,ワルファリン開始後の効果が不十分で脳梗塞を発症した。心房細動例の抗凝固療法は,脳梗塞発症のリスクを評価し,適時に至適治療域に導くことが重要である。 -
冠動脈血栓
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急性冠症候群(ACS)の発症には,プラークの破裂・びらんに引き続いて起こる血栓形成が重要である。このような血栓形成には,血小板凝集が中心的意義を有しており,また活性化血小板の指標としては,血小板表面に発現する P セレクチンが注目されている。ヒト冠動脈の不安定プラークや,ACS 例のステント留置後の新生内膜形成過程において,血小板の活性化や血小板血栓の形成は,特に重要な役割を担っている。
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治療の歴史
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DI室Q&A
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クロピドグレルとプロトンポンプ阻害薬との薬物相互作用について知りたい。—クロピドグレルとプロトンポンプ阻害薬の薬物相互作用
44巻6号(2010);View Description
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