脳神経外科速報

2 号では診断からグリオーマ手術の計画立案等について述べた．本稿では引き続き，動脈の処置，部位別戦術，術後管理のコツとピットフォールを述べる．

第4 回はBifrontal Transbasal Approachです．前交通動脈瘤に対するbasal interhemispheric approach6）のように，supraorbital bar を外し見上げるような術野で頭蓋内へ到達するのであれば嗅覚は温存されますが，蝶形骨洞，斜台の方向へ見下げる術野を必要とするtransbasal approachでは前頭蓋窩底を剥離し篩骨洞を開放しなければならないため，嗅覚は犠牲になります．また，副鼻腔や鼻腔と交通するため硬膜外操作に留め，硬膜内操作は極力避

Carotid artery occlusion may cause cerebral aneurysms which are frequently located in unusual site such as proximal posterior cerebral artery, and careful surgical strategies for these cases are needed caused by potential risk of cerebral ischemia. 66 yea

2006 年10 月14 日（土），ホテルオークラ東京において大塚製薬株式会社主催の講演会が行われました．第1 部・教育ビデオセッションと第2 部・特別講演からなるその講演会の模様をリポートします．